日本小児歯科学会から、封筒が郵送されてきました。院長は今年が小児歯科専門医の更新年度になります。
今回届いた通知は、日本小児歯科学会の専門員委員会からの小児歯科専門医更新通知で、専門医委員会からの審査における合格通知でした。
合格通知と言っても小児歯科専門医の更新が行われるのでなく、まだまだ更新にはハードルがあります。
小児歯科専門医の更新には、
・専門医委員会の合格(今回の通知はココ)
・小児歯科学会理事会承認(9月予定)
・第三者委員会の日本歯科専門医機構の審査(9月?)
の課程が必要です(今年度更新する先生はすべて同じ日程になります)。
5年に1度更新が必要です
現在は第1段階の小児歯科学会の専門医委員会の審査に合格しただけなので、残り2つの壁が残っていますが、今回申請した実績は十分クリアー出来る余裕をもった内容なので、問題ないと思いますが、結果が出るまで緊張します(申請できるチャンスは1回のみ)。
小児歯科の標榜は、歴史的背景から子ども診るという内容で、大学の歯科医受験のための授業はありますが、子どものプロフェッショナルと言う意味ではありません(院長も口腔外科とか標榜することはできますが、していません)。
そのため専門医制度が制定され、小児歯科専門医を名乗るためには、試験や実績がないと取得することがで来ません。小児歯科学会に所属すれば小児歯科専門医になれるわけではありません。
中にには、小児歯科学会に所属し、会費を納めて、学会には一度も参加しない先生もいます。ここでやっかいなのは、小児歯科専門医(小児歯科認定医)は、決まり上、誰でも名乗れる物ではありませんが、小児歯科医や小児歯科担当は歯科医師免許を持っていれば誰でも名乗ることができる点です。
小児歯科専門医と小児歯科医は制度上全く違う物です(小児歯科専門医が小児歯科医を名乗るのは問題ありませんが)。小児歯科ならどこでも同じではありません。
越谷市の小児歯科医療発展のために小児歯科専門医として貢献していきたいと考えています。