2025/5/21(水)越谷市重宝市民会館で行われた、越谷市学校保健会総会に参加し、そこで行われた、講習会:お子様の健やかな成長のために〜お口が開くのは”クセ”じゃない?姿勢と呼吸から考える発達のサイン〜に参加しました。
理学療法士の先生の講演でした。
演題内容は
・自己紹介
・理学療養法士とは?
・こんな子増えていませんか?
・口腔機能と運動機能の関係性
・学校や家庭でできるチェック
・私たち大人が子どもたちにできること
と言う内容でした。
お口が開く原因
・お口周りの筋力不足
・口呼吸
・歯並びの悪さ
・舌の異常
・鼻の病気
などが上げられていました。
こんな子増えてませんせんか?の内容では
・お口があいている
・顔が前に出ている
・姿勢が悪い
・体力がない
・動きがぎこちない
・目の下にクマがある
ここで気になったのが口腔機能とクマとの関係でした。クマ?寝不足?と疑問を持ちました。先生も論文を紹介しながら説明していただき大変勉強になりました。
口呼吸の原因の主要因がアレルギー性鼻炎であり、2013年のシステマティックレビュー論文ではアレルギー性鼻炎による鼻閉鎖において、いびきや閉塞性睡眠障害になる報告を説明していただきました。
姿勢の評価方法や口腔機能と姿勢の関係の重要性、運動能力との関係性の説明がありました。
当院で行っている姿勢の訓練や口腔機能の訓練とほとんど一致しており、知識の再認識につながる内容でした。
当院でもプレオルソのオプションや筋機能訓練で行っているのが言語聴覚士の先生の内容だと思っていましたが、理学療養士の先生と重複することもわかり、現在行っている当院での処置が、医科で行われている方法と非常に近い関係にあることを再認識しました。
家庭や学校でできるトレーニング方法の紹介もあり、当院の訓練でも取り入れていこうと思います。
非常に有意義な講演でした。
先生方ありがとうございます。